支援金や寄付金は、社会的な課題に取り組む団体や個人に資金的な援助をすることです。

支援金や寄付金には、以下のような種類があります。

支援金
支援したい団体や個人に直接送るお金です。
支援先は自由に選べますが、税制上の優遇措置はありません。
義援金
災害や事故などで被災した団体や個人に送るお金です。
支払った年分の所得控除が受けられます。
寄付金
国や地方公共団体、特定の法人などに送るお金です。
支払った年分の所得控除が受けられます。
支援金や寄付金をすることで、節税効果が得られる場合があります。23

所得控除とは、所得税を計算する際に、所得から差し引くことができる制度です。

所得控除を受けることで、納めるべき税額が減ります。

また、確定申告を行うことで、すでに納めた税額よりも少なくなった場合は、差額が還付されます。

支援金や寄付金の所得控除は、以下のような条件があります。

義援金
義援金を受け取った団体や個人から領収書等をもらう必要があります。
領収書等の発行日から5年以内に確定申告を行う必要があります。
寄付金
寄附先は国税庁長官から認定された特定公益増進法人等である必要があります。
寄附先から「特定寄附証明書」をもらう必要があります。
特定寄附件数証明書発行日から1年以内に確定申告を行う必要があります。