家計簿をつけるメリットは、主に3つあります。
支出を把握することで節約意識が生まれやすい
家計簿をつけることで、自分がどこにどれだけお金を使っているかが明確になります。
支出の内訳や割合を見ることで、無駄な出費や節約できるポイントが見えてきます。
家計簿をつけることで、毎月の貯蓄額や貯蓄総額が可視化されるので、目標金額に少しずつ近づいていく達成感を得られます。
家計管理のコミュニケーションがスムーズになる
夫婦や家族で家計簿を共有することで、お金に関する話し合いがしやすくなります。
家計簿を見ながら収支のバランスや予算配分などを決めることで、お互いの理解や協力が深まります。
家計簿を見直すことで、生活スタイルや価値観なども共有する機会になります。
貯蓄額や貯蓄目標が可視化される
家計簿には収入だけでなく支出も記録するので、毎月の収支差額が一目瞭然です。
収支差額から貯蓄額や貯蓄率も算出できるので、自分の貯蓄力を客観的に把握できます。
貯蓄目標を設定して家計簿に記入することで、目標達成へのモチベーションが高まります。
家計簿をつけるコツは、以下のようになります。
期間を決めて短期集中で始める
家計簿は長く続けられた方が効果的ですが、最初から無理して長期間行うよりも、まずは1か月程度から始めた方が良いです。
短期間でも家計簿をつければ、お金の流れや問題点は把握できますし、その後も引き続き行うかどうか判断しやすくなります。
短期集中型ではじめた場合でも、その後も定期的に見直したり更新したりする必要があります。
自分に合った形式や方法を選ぶ
家計簿は手書きでもアプリでもパソコンでも良いですし、紙製でも電子版でも構いません。
自分が使いやすいと感じる形式や方法を選ぶことで、家計簿をつける負担が減ります。
手書きの場合は、ノートに自分で線を引いてカスタマイズしたり、市販の家計簿を利用したりすることができます。
アプリやパソコンの場合は、入力や集計が楽になったり、グラフやチャートで見やすくなったりするメリットがあります。
カテゴリーを細かくしすぎない
家計簿には支出のカテゴリーを設定する必要がありますが、あまり細かくしすぎると記入や管理が大変になります。
カテゴリーは10個程度に抑えて、必要最低限の項目に絞ることがおすすめです。
カテゴリーは自分の生活スタイルや支出傾向に合わせて設定することで、無駄遣いや節約ポイントがわかりやすくなります。
毎日欠かさず記入する
家計簿をつける最大のコツは、毎日欠かさず記入することです。
記入するタイミングは人それぞれですが、帰宅後や就寝前など決めた時間に行うことで習慣化しやすくなります。
記入する際はレシートや領収書などを参考にして正確に金額を記録します。